CursorがiOSアプリにRemote Controlを追加し、自分のパソコンで動いているエージェントの様子をスマホから確認して、返信できるようになりました。Cursorは10月6日に更新履歴で発表しています。エージェントがどこかへ移るわけではなく、パソコン上で動き続け、アプリがそこに接続する仕組みです。そのため、パソコンはずっと起動していて、ネットにつながっている必要があります。
Remote ControlはEnterpriseの組織を除いて最初から有効になっており、準備にも手間はかかりません。CursorのiOSアプリにサインインすると、アカウントに紐づいたパソコンが自動で表示され、そのパソコンをタップしてCursorのデスクトップアプリでペアリングの要求を承認すれば接続できます。あとはローカルのエージェントが一覧に並び、開けば作業の様子を見たり、メッセージを送ったりできます。
注意したいのは、ノートパソコンがスリープすると接続が切れることです。Cursorはデスクトップアプリの設定のRemote Controlの項目に「Keep this computer awake」というオプションを用意していますが、使えるのは電源につないでふたを開けているときだけです。長い作業を走らせたまま席を離れるなら、ノートパソコンはふたを開けて充電器につないだままにしておく必要があるということです。
Enterpriseのチームは自分で有効にする必要があります。Cursorによると、管理者が組織のセキュリティとIDの設定でRemote Controlをオンにできます。クラウドエージェントは必要なく、自分のパソコンのエージェントだけでも使えます。この点で、Cursorがすでにモバイルから管理できるクラウドエージェントとは異なります。クラウドエージェントはCursorが「常時稼働」とうたうもので、手元のパソコンではなく、それぞれ専用の仮想マシン上で動きます。
Androidユーザー向けのアプリは、今のところありません。更新履歴でもCursorのモバイル紹介ページでも触れているのはiOSアプリだけで、Android版を出す予定があるのかどうか、Cursorは何も明らかにしていません。
