Cognitionが、DevinのなかでGPTモデルを使っても、その分をDevinの利用枠から引かなくて済む仕組みを追加しました。ドキュメントではこれをトークン共有と呼んでいます。個人向けのChatGPTサブスクリプションを連携し、「Use your ChatGPT plan」をオンにすると、Devinが代わりに呼ぶGPTモデルへのリクエストはChatGPT側に請求されます。Cognitionは北京時間10月10日6時52分にXで発表し、個人向けChatGPTプランならどれでも繋げられ、GPT利用はすべてそのプランの枠から減ると書きました。ドキュメントの方が一段正確です。

ChatGPT側はGo、Plus、Proで、無料アカウントは対象外です。Devin側はセルフサービスのPro、Max、Teamsだけで、FreeとEnterpriseでは使えません。Teamsではメンバー各自が自分のChatGPTプランを連携し、その人が所有するセッションだけがその枠を使います。

ドキュメントによると、ChatGPTプランで使えるのはDevin上のGPTモデルのうちfast/priority以外のすべてです。FusionやAdaptiveのようにほかのモデルも混ぜる使い方では、そのほかのモデルはこれまでどおりDevinの利用枠から減ります。GPTの分だけがChatGPTに請求され、Devinの枠や従量クレジットは二重に減りません。

ChatGPTの枠が上限に達しても、作業は止まりません。Devinは通常の経路に戻り、GPT分をDevinの枠に請求し、それが尽きると従量クレジットに移ります。ChatGPTの枠がリセットされると、GPT利用は再びChatGPTプランに戻ります。設定からいつでも連携を外したり、スイッチを切ったりできます。

Tibo(@thsottiaux)は同日北京時間12時33分、Cognitionの投稿を引用し、「Your ChatGPT subscription is now also a Devin subscription」と書きました。これは彼の要約で、Cognitionの公式表現ではありません。ドキュメントの方がはっきりしていて、移るのはGPTの部分だけで、対象プランも上記のとおりです。

ChatGPT各プランの利用枠そのものは、いまでも公表されていない部分があります。OpenAIが何を公開していて何を出していないかは、解説記事「OpenAI、Codexの週間上限は非公開のまま ChatGPT各プランで実際に使える量を整理」にまとめています。