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2026年11月、Microsoft FabricデータAgentには別々の変更が2本あります。1つにはまとめません。1本目は標準ランタイムのSQL/DAX生成のアップグレード窓、2本目はFoundryで旧custom toolとしてFabricデータAgentを繋ぐ経路の退役です。各テナントが切り替わったかはまだ確認しておらず、プロジェクトのFabricランタイム選択とFoundry Tools一覧の実状態が正です。参考にとどめます。
対象は狭いです。FabricデータAgentを構築・運用するチームと、それをFoundryに繋ぐチーム向けです。データAgentもFoundryツールカタログも触らない通常のCopilotチャット利用者はスキップして構いません。関連するFoundryエージェント実行系の背景:Microsoft、Foundry Agent ServiceでCopilot harnessをパブリックプレビュー公開。
なぜ確認リストを分けるか
Fabricコミュニティのアップグレード投稿は、Advanced NL2SQL・advanced DAX生成、およびそれらの中核改善に加えてGPT-5.6 Terraを標準ランタイムへ順次入れる話で、カレンダーはおおよそ11月2日〜11月10日です。退役投稿は別面です。FoundryからFabricデータAgentへの旧custom tool接続は2026年11月6日以降サポートされず、代替はFabric IQ(OneLake Catalog)(なおPreview)です。
「Fabricが変わった」と一括りにすると誤った作業順になります。ランタイム更新済みでもFoundry移行が残っているテナント、その逆もあり得ます。以下は独立した2本のパスです。
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確認リストA — 標準ランタイム更新(約11/2–11/10)
何が順次入るか
Fabricコミュニティ投稿 *Advanced NL2SQL and advanced DAX generation in Fabric data agents (Generally Available)* によれば:
- 中核のAdvanced NL2SQLとadvanced DAX generation改善が11月2日から標準ランタイムへロールアウト開始、完了見込みは11月10日。
- 同ロールアウトで標準ランタイムはGPT-5.6 Terraへも移行(オーケストレーションと対応データAgent機能)。
- 標準ランタイム上のデータAgentは既定でこれらの改善を受け、オプトイン不要。
- SQL向けのSchema descriptionsとtopicsはpreviewランタイムに残る(本波では標準へ移らない)。
同投稿ではAdvanced NL2SQLを「書いてから考える」ではなく、スキーマ探索・結合試験・実フィルタ値照会のあとでSQLを出す流れとして説明し、example-query following/clarifying questions/data explorationなどのモードに触れます。Advanced DAX生成はセマンティックモデル上のツール呼び出しループ、instance value indexing付きで、投稿が挙げるData Agent・Power BI・Microsoft 365 Copilot体験間の一貫性を狙う、という整理です。
本波で変わらないこと
- SQLのpreview設定(schema descriptions/topics)はpreviewのまま。
- 投稿はテナントごとの命名タイムゾーンや単一UTC時刻を示していません。11/2–11/10をローリング窓として読む方が安全です。
- テナント単位の切替時刻はまだ確認しておらず、その環境の標準ランタイムが新挙動なら到達済み、そうでなければ窓のあいだ再テストを続けます。
内部ベンチ ≠ 業務で必ず良くなる
投稿はMicrosoftの内部評価(例: Advanced NL2SQL/advanced DAXの内部セットでのsmart-answer精度上昇、P50/P95レイテンシ低下)を示します。推進理由の文脈にはなりますが、すべての本番ウェアハウス/レイクハウス/セマンティックモデルが同幅で良くなる約束ではありません。ワークロード・モデル・指示・例・設定が結果を左右します。内部数字はラボ信号であり、チーム自身の質問セットの代替にはなりません。
確認リストA — 手順
- 面を確認。 対象は標準またはpreviewランタイム上のFabricデータAgentであり、データAgentを経由しない雑談Copilotではありません。
- ランタイム選択UIを見る。 11/2–11/10の進行に合わせ、標準ランタイムが新スタックになったら既存の質問セットで再実行。早く試すなら投稿どおりpreviewへ。
- 評価パイプラインがあれば再実行。 Fabric data agent SDKとground-truthで旧ベースラインと比較。推論/実行ステップが見えるなら、explore-then-write後の仮定のずれを追う。
- 例と指示を再調整。 旧ワンショット生成の回避策だけのプロンプトは、新挙動では不要どころか害になることがあります。
- preview設定はpreview枠。 SQLのschema descriptions/topicsに依存しているなら、11/2に標準機能化したとは限りません。
- テナント実態を記録。 各テナントの切替はまだ確認しておらず、プロジェクト自身のランタイムUIと評価結果を正とします。
リストA短版: 標準ランタイムは約11/2–11/10にAdvanced NL2SQL+advanced DAX+GPT-5.6 Terraをオプトインなしで取得。SQLのschema descriptions/topicsはpreviewのまま。旧質問セットで再測定。内部スコア ≠ 業務精度保証。
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確認リストB — Foundry custom tool → Fabric IQ(期限2026-11-06)
何が変わるか
Fabricコミュニティ投稿 *Retiring the Fabric data agent custom tool in Microsoft Foundry: move to Fabric IQ* によれば:
- 旧方式: FoundryエージェントにFabricデータAgentをcustom toolとして追加。
- そのcustom-connectionは非推奨化。2026年11月6日以降はサポートされない。
- まだcustom toolでFabricデータAgentを使うFoundryエージェントは、その日までに移行が必要。
- 代替(Preview)はFabric IQ(OneLake Catalog)ツールで、Foundryポータルのカタログから公開済みデータAgentを選ぶ。
- 「サポートされない」は公式のサポート終了文言であり、全テナントの旧接続が同時に切れると証明した意味ではありません。公開期限に合わせて計画し、移行後にFoundryプロジェクトで接続健全性を確認します。
- 代替はPreviewです。このFabric IQ経路はまだGAではありません。
公式が挙げる新経路の利点(原文ベース)
退役投稿は、名前でのカタログ発見(workspace ID/artifact IDの手入力が不要)、Foundryエージェントへの複数FabricデータAgent接続(旧customは1つのみ)、各データAgentのMCPエンドポイント提示に触れます。「まもなく」回答に使ったクエリも返す、という記述は将来向けであり、本番で確認済みの機能ではありません。
確認リストB — ポータル移行(公式順)
Foundryエージェントがまだcustom toolでFabricデータAgentを使うなら、2026年11月6日までに:
- Microsoft FabricでデータAgentを公開し、豊富で具体的な説明を付ける。
- Microsoft Foundryポータルで当該エージェントを開く。
- ToolsでFabric IQ(OneLake Catalog)を追加し、カタログから公開済みデータAgentを選ぶ(投稿どおりData agentタイプで絞り込み)。
- Foundryエージェントの指示を更新: 接続した各データAgentに名前を付け、扱う質問種別を書く。
- 旧custom toolを削除して保存。
- 接続した各データAgent向けの代表質問で再テスト。
コード接続の場合、同投稿はFabric IQツールへの更新を求め、データAgentのModel Context Protocol設定からMCP server URLを取り、Microsoftの「Connect agents to Microsoft Fabric with Fabric IQ」Python/C#/JavaScriptサンプルに沿います。第三の接続様式は対象外です。
確認リストB — 確認ポイント
- 切替後、ToolsにFabric IQがあり、FabricデータAgentの旧custom toolが残っていないこと。
- 複数Agent構成では指示で役割分担を明示(新経路は複数接続可)。
- テナント移行状況はまだ確認しておらず、11/6以降も旧custom toolしか見えない場合は、公開サポート終了に対する緊急移行/サポート対応であり、「まだ先延ばしできる」ではありません。
リストB短版: 2026-11-06までにFoundry上のFabricデータAgent custom toolをFabric IQ(OneLake Catalog)(Preview)へ。公開+カタログ選択+指示更新+旧ツール削除+再テスト。サポート終了 ≠ 全旧接続の即時切断が確認済み、ではない。
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範囲と読み順
| トピック | 窓 | 作業面 |
|---|---|---|
| 標準ランタイムのAdvanced NL2SQL/advanced DAX/GPT-5.6 Terra | 約11/2–11/10ローリング | FabricデータAgentランタイム |
| SQLのSchema descriptions/topics | なおpreview | Previewランタイム設定 |
| Foundry custom tool退役 | サポート終了2026-11-06 | Foundry Tools → Fabric IQ |
答えを出す各FabricデータAgentにリストA。Foundryが旧custom toolでFabricデータAgentを消費している場合だけリストB。両方必要なチームも、片方だけのチームもあります。
より広いFoundryエージェントホスティング背景(Foundry Agent Service上のCopilot harnessプレビュー——Fabric IQカタログ配線とは別面):Microsoft、Foundry Agent ServiceでCopilot harnessをパブリックプレビュー公開。抽象的なharness形態と請求の話は同じモデルでもコーディング harness を替えると通過率はほぼ変わらず、請求だけ大きく変わる。
締め
FabricデータAgent運用者にとって2026年11月のこの週は実行週です。Advanced NL2SQL/advanced DAX/GPT-5.6 Terraがオプトインなしで標準ランタイムに入るあいだにクエリ品質を再測定し、SQL schema descriptions/topicsはpreviewのまま捉え、11/6のサポート終了前にFoundryをcustom toolからFabric IQへ移します。各テナントはまだ確認していません。コンソールUIとここが食い違うときは、Fabricコミュニティのアップグレード投稿と退役投稿の文言が優先です。参考にとどめます。
