Anthropic が Code Review を研究プレビューから外し、Claude Team と Enterprise の組織向けに正式提供を始めました。Anthropic の発表によると、ほとんどのレビューはプレビュー時より約 3 倍速く終わり、およそ 20 分から 6〜10 分に短縮され、管理者はリポジトリごとに Quick、Standard、Deep を設定できます。

Code Review は Anthropic 側で動き、GitHub のプルリクエストを見ます。複数のエージェントが変更分と周辺のコードを読み、検証ステップが指摘を確認したうえで、Claude が行単位のコメントと Claude Code Review という名前のチェック実行を投稿します。レビュー自体はプルリクエストを承認も却下もしません。利用には Team か Enterprise のプランが必要です。ゼロ・データ・リテンションを有効にしている組織では使えず、Anthropic によると顧客管理の暗号化キーを使う組織にもまだ対応していません。

レビュー 1 回あたりの定額料金はありません。Anthropic のドキュメントによると、Code Review はプランに含まれる利用量とは別に、利用クレジット経由のトークン課金で、コストはレビューの深さ、変更の大きさ、周辺コードの複雑さ、検証が必要な候補の数に応じて変わります。Anthropic のヘルプセンターは、1 回のレビュー費用が平均 15〜25 ドルだとしています。組織は Claude Code Review サービスに月次の支出上限を設定できます。

対象となる有料の Claude Enterprise 組織は、Code Review のプロモーションクレジットを申請できます。Anthropic の発表では、2027 年 1 月 15 日までに少なくとも 1 万ドル分を申請でき、クレジットは申請から 30 日で期限切れになるとされています。オファーのヘルプ記事ではさらに詳しく、Owner または Primary Owner が Code Review 設定ページで一度だけ申請し、金額は申請時にアクティブな Claude Code シート数に基づき 1 万〜5 万ドルの間で決まり、申請期限は 2027 年 1 月 15 日 23:59 UTC だと書かれています。Anthropic は、申請前にリポジトリで Code Review を設定しておくよう勧めています。レビューが動いているかどうかにかかわらず、30 日は申請時点から始まるためです。

このオファーは Claude Team、Pro、Max、Free、再販業者経由の請求、GitHub Enterprise Server やデータレジデンシー付き GitHub Enterprise Cloud を接続している組織、トライアルや解約済みの契約、以前の無料 Code Review オファーを申請済みの組織、Code Review 自体を使えない組織には開きません。クレジットが対象にするのは github.com 上のリポジトリの Code Review だけで、CLI の /code-review、Ultrareview、セルフホスト構成は含まれません。