OpenAI は ChatGPT の GPT-6 Pro をアップデートしました。2026 年 10 月 16 日付の ChatGPT リリースノートでは、Chat タブの GPT-6 Pro について、応答の高速化、タスク実行時のプラグインとツールの使い方の改善、そしてタスクの異なる部分を複数のエージェントが並行して進められる機能の 3 点を挙げています。

OpenAI は X でもこのアップデートを告知しており、そこではモデルを GPT-6 Astra Pro と呼んでいます。OpenAI のヘルプ記事では、同じ選択肢を「GPT-6 Astra で動く GPT-6 Pro」と説明しています。

GPT-6 Pro で変わること

並列エージェントの変更は次のような仕組みです。OpenAI によると、GPT-6 Pro は 1 つのタスクを複数のエージェントに分けて同時に進められるようになりました。各エージェントの進み具合は会話の中で確認でき、完了したタスクを開けば、それぞれのエージェントが何をしたかを見られます。

リリースノートには、同時に動かせるエージェントの数、応答がどれだけ速くなったか、どのプラグインやツールの扱いが改善されたかは書かれていません。今回のアップデートについて、OpenAI はベンチマーク結果も公開していません。

対象ユーザー

OpenAI によると、このアップデートは ChatGPT の対象 Pro ユーザーに順次提供されています。管理されたワークスペースでは、ワークスペースの設定と提供対象かどうかによって利用できるかが決まります。X の投稿では、Chat タブで Pro ユーザーが利用できるとしています。

GPT-6 Pro を使えるプラン

OpenAI のヘルプ記事によると、GPT-6 Pro は ChatGPT の Pro $100、Pro $200、Business、Enterprise の各プランで利用できます。Enterprise では、ワークスペースのモデルアクセス権限も関係します。OpenAI は日本時間 9 月 5 日、GPT-6 Pro がすべての Pro、Business、Enterprise ユーザーに提供されたと発表しました。

使うときは、モデルメニューで GPT-6 を選び、利用できるレベルから Pro を選びます。Instant から Extra High までは GPT-6 Sol が、Pro は GPT-6 Astra が担当します。Plus の Chat では GPT-6 Pro は使えませんが、OpenAI によると Plus プランでも ChatGPT Work と Codex では GPT-6 Astra を使えます。また、Pro の選択肢は Intelligent UI に対応していないと OpenAI は説明しています。

利用上限

OpenAI によると、GPT-6 Pro には利用上限があり、Pro サブスクリプションでも無制限には使えません。Pro $200 では、GPT-6 Pro の週間上限に達すると、ChatGPT が自動で GPT-5.6 Thinking の Medium に切り替わります。Pro $100 では、GPT-6 Pro と GPT-5.6 Sol Pro が 1 つの週間枠を共有します。

Business では、Standard シートが月 15 回、Premium シートが週 50 回の Pro メッセージを含み、この枠は GPT-6 Pro と GPT-5.6 Sol Pro で共有します。ChatGPT Work と Codex の利用枠は別です。10 月 16 日のアップデートでこれらの上限が変わるかどうかは、リリースノートには書かれていません。