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OpenAI Developers(@OpenAIDevs)は、2026年11月6日 00:54:19(アジア/上海)(2026年11月5日 16:54:19 UTC;https://x.com/OpenAIDevs/status/2118386439675420743)に Private Safety Processing(PSP) について投稿した。投稿によれば、PSP により OpenAI は顧客のプロンプトと応答を保持せずに、関連する API リクエストを安全面から審査できる。記録は顧客環境に残り、自動化された安全エージェントが審査し、OpenAI の担当者はその内容にアクセスできない。

OpenAI の開発者ドキュメントは、同じ能力を Zero Data Retention with Private Safety Processing(ZDR with PSP)と呼ぶ。顧客のプロンプトと応答を保持せずに、オフラインの自動安全審査を可能にする、という位置づけだ(https://developers.openai.com/api/docs/guides/private-safety-processing)。同日の GPT-6 Cyber ブログは、PSP をそのリリースに合わせた付帯的な保障の一つに挙げている。DigIntoAI はゼロデータ保持を申請しておらず、顧客管理のストレージも接続していない。当サイトでは Private Safety Processing を検証していない。 以下は、上述の OpenAI Developers の投稿、開発者ドキュメント、GPT-6 Cyber ブログの自己報告に従う。

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Private Safety Processing が行うこと

開発者ドキュメントは、ZDR with PSP を三つの原則のうえに組み立てている。顧客が内容を管理する:内容は顧客管理のストレージに置かれ、権限および保護された安全記録の取得・復号に使う顧客管理の Enterprise Key Management(EKM) 認可も顧客側が握る。人手による閲覧を設けない:安全審査が、OpenAI の担当者が保護された顧客内容を読む新たな経路になってはならない。暗号化された内容は、承認済みでハードウェア証明付きの Safety Review Runtime の中で復号され、このランタイムは人のアクセスを無効化する。PSP の保護された審査を平文で離れるのは、有界の safety signals と operational metadata に限られる。 安全目的に限った保持:これらの記録は承認された安全用途に供され、モデル学習には使えず、OpenAI 内部の他グループやパートナーにも提供されない。

API Request and Retention は対象となる API 内容を保護し、顧客管理のストレージへ書き込む。Asynchronous Safety Pipeline は、承認された自動審査のためだけに記録を取り出し、有界の安全判断を返す。やり取り——プロンプトとモデル応答——は、安全分類器による referral または承認済みのサンプリング方針で選ばれる。referral はポリシー違反が成立したことを意味しない。OpenAI が保持するのは operational metadata とストレージ参照付きの索引であり、内容の複製ではない。暗号化と保存は非同期で行われ、推論をブロックしない。Safety Review Runtime は、顧客内容を復号できるよう設計された唯一の OpenAI ワークロードだと説明され、詳細な結果はそのランタイムを出る前に再び暗号化される。

境界:担当者はプロンプトを読めないが、自動審査は続く

OpenAI Developers の投稿は、担当者がその内容にアクセスできないと述べる。開発者ドキュメントはより精確だ。担当者は保護されたプロンプトと応答を読めないが、自動審査は続く。平文で外に出るのは 有界の safety signals と operational metadata だけである。OpenAI は運用上の索引とストレージ参照も保持する。これは、安全側の可視性が一切ない、ということではない。

保存された記録は二重暗号化もできる。内側は認可された Safety Review Runtime に復号を限る OpenAI 管理の HPKE、外側は顧客管理の EKM だ。EKM を有効にすると、内側の OpenAI 鍵だけでは足りず、顧客鍵の認可も必要になる。その認可を取り消すと以降の復号は止められるが、記録の削除にも、完了済み処理の取り消しにもならない。ドキュメントは EKM の有効化を推奨している。

4つのクラウド、30日の TTL、プロジェクト単位の有効化

顧客側ストレージとして使えるのは、AWS S3 バケット、Azure Blob コンテナ、Google Cloud Storage バケット、または Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Object Storage バケットである。ZDR with PSP は暗号化記録をリージョンのクラウドストレージへ書き込み、TTL は 30日だ。顧客はライフサイクル規則を、記録を少なくとも 30日保持し、それより早く削除しないよう設定することも求められる。

ZDR with PSP はプロジェクト単位で有効化される。 一度オンになると、その方針はそのプロジェクトのすべての API トラフィックに適用され、PSP を本来必要としないモデルへのリクエストも含む。適格なモデルで ZDR without PSP を使うには、ZDR without PSP 向けに別設定したプロジェクトへそれらのリクエストを流す必要がある。両方の構成がドキュメントにあり、別々の設定である。

ゼロデータ保持をすでに承認された組織は、API コンソールで ZDR with PSP を設定できる。まだ承認されていない組織は、適格性と承認の要件を満たす必要がある。コンソールの経路は Organization settings > Data controls > Data retention、続けて Connect storage だ。顧客は安全上の懸念に関する通知へ対応することも求められる。

GPT-6 Cyber ブログにおける PSP の位置づけ

GPT-6 Cyber ブログ(https://openai.com/index/introducing-gpt-6-cyber/)は、Private Safety Processing(PSP) をそのリリースと対になる保障の一つに挙げる。ブログによれば、OpenAI は関連するやり取りの誤用を審査するために自動チェックを用いる。標準の保持がデフォルトのままである。Zero Data Retention を使う API 顧客は generally must use PSP であり、顧客ストレージに 30日間 残る暗号化記録を審査し、プロンプトと応答を OpenAI の担当者へ見せない。

この generally must という言い回しは GPT-6 Cyber ブログ側の表現であり、PSP ドキュメントの独立した一文ではない。すべての ZDR 顧客が、すべてのモデルで PSP しか使えない、という意味でもない。ドキュメントは、適格なモデルについて、別プロジェクト経由の ZDR without PSP もなお説明している。両方の記述が公開資料に並んでいる。

PSP は、今回の OpenAI Developers の投稿で初めて発明されたわけではない。OpenAI は 2026年8月19日 の *Offering Zero Data Retention for frontier models*(https://openai.com/index/offering-zero-data-retention-for-frontier-models/)でこれを予告し、2026年9月22日 の更新では、API 顧客への展開を進めており、アクセスは段階的に広がると書いた。今日付けの初公開、という話ではない。

対象は、記録が顧客管理のクラウドストレージに残る ZDR with PSP である。これは、内容を OpenAI 管理の暗号化された不正利用監視ログに置く Private Retention with Private Safety Processing(以前は Eyes Off と説明されていた)とは別のモードだ。

要点

  1. 誰が。 OpenAI Developers(@OpenAIDevs)、開発者ドキュメント、GPT-6 Cyber ブログ。
  2. いつ。 2026年11月6日 00:54:19(アジア/上海)(11月5日 16:54:19 UTC)。2026年8月19日に予告、9月22日に段階的展開と更新。
  3. 何か。 PSP/ZDR with PSP:関連 API リクエストのオフライン自動安全審査。OpenAI は顧客のプロンプトと応答を保持しない。
  4. 記録の行き先。 顧客管理の AWS S3、Azure Blob、Google Cloud Storage、または OCI Object Storage。
  5. 誰が審査するか。 ハードウェア証明付き Safety Review Runtime 内の自動安全エージェント。担当者は保護されたプロンプトと応答を読めない。
  6. 平文で出るもの。 有界の safety signals と operational metadata。安全側の信号が一切ない、という意味ではない。
  7. TTL。 30日。
  8. 有効化。 プロジェクト単位で、そのプロジェクトの全 API トラフィックに適用。適格モデル向けの ZDR without PSP は別プロジェクトとして残る。
  9. デフォルト(Cyber ブログ)。 標準の保持がデフォルトのまま。ZDR を使う API 顧客は generally must PSP を使う。
  10. 実地。 当サイトでは PSP を検証していない。DigIntoAI はゼロデータ保持を開通しておらず、顧客ストレージも接続していない。

まとめ

2026年11月6日 00:54(アジア/上海)、OpenAI Developers は Private Safety Processing を説明した。関連 API リクエストを、顧客のプロンプトと応答を保持せずに安全審査でき、記録は顧客環境に残り、自動化された安全エージェントが審査するため担当者はその内容を読めない。開発者ドキュメントはこれを ZDR with PSP と呼び、暗号化記録を AWS S3、Azure Blob、Google Cloud Storage、または OCI Object Storage に書き、TTL は 30日、平文で出るのは 有界の safety signals と operational metadata に限ると書く。有効化はプロジェクト単位。適格モデル向けの ZDR without PSP は別プロジェクトとして残る。GPT-6 Cyber ブログは標準の保持をデフォルトのままとし、ZDR を使う API 顧客は generally must PSP を使うと述べる。2026年8月19日に予告され、9月22日に段階的展開と書かれた。当サイトでは検証していない。