OpenAIのTibo Sottiauxが、今週3回Codexの利用枠をリセットした。北京時間の10月13日、15日、18日だ。ChatGPTのプランでCodexを使っている人にとって、気になるのは二つだろう。重い作業は次のリセットまで待ったほうがいいのか。そして、上限の数え方がいつの間にか変わったのか。Tiboの投稿とOpenAIのドキュメントを見る限り、答えは「次があるとは誰も言っていない」と「変わっていない」だ。
3回のリセット、説明はほとんどなし
どのリセットも、TiboがXで続けている日替わりの更新スレッドの一項目として始まった。10月13日(火)は9時3分に「Day 8/ Reset」と投稿し、数秒後に「Global reset landing by EOD PST time」(太平洋時間の今日中にグローバルリセットを適用)と続け、13時6分に「It's done」と書いた。10月15日(木)は12時55分に「Day 10/ Reset」、14時28分に「Done and dusted」。10月18日(日)は0時20分に「Day 13/ Le limit reset」、5時12分に「Done」と投稿している。なお、前の週の終わりにあたる10月11日(日)にもリセットがあったが、この3回には含めていない。
グローバルリセットと明記しているのは最初の1回だけだ。週間枠、5時間枠、あるいは両方のどれが戻ったのかは、どの投稿にも書かれていない。OpenAIのヘルプセンターは、自動リセットが対象とするのは「告知で指定された対象の利用上限」だとしているが、今回の告知には指定がなかった。
頻度についても、Tiboは説明していない。10月18日2時2分、XユーザーのAnanya Singhが「Why is Codex giving reset every day? 😭」(なんでCodexは毎日リセットしてるの)と尋ね、Tiboは6時23分に「Pot committed」とだけ返した。ポーカーの用語で、すでにポットに多くのチップを入れてしまい、降りるという選択が意味をなさなくなった状態を指す。それ以上の説明はない。
次のリセットを待つべきか
いちばん頼りになるのはOpenAI自身の書き方だ。ヘルプセンターは一回限りのリセットについて、OpenAIが「時折提供することがある」もので、対象者や対象の上限はオファーごとに異なるとし、「今後のリセットは保証されない」と明記している。Tiboも次のリセットを告知していない。OpenAIは日程を公表しておらず、今週の3回の間隔は2日と3日だった。
確実なのは自分のアカウントの日付だ。OpenAIは、バンクドリセットと購入したリセットは週間リセットの日付を動かすとしているが、自動リセットについては同じことを書いていない。自分に当てはまるのは、「設定」→「使用状況」か、Codex CLIの/statusに表示されるリセット時刻だ。
土台のルールは動いていない
リセットは利用枠を満タンに戻すだけで、枠そのものは変えない。OpenAIのGPT-6 Astra利用ガイドには「リセットは利用枠を元に戻すもので、プランの上限を恒久的に増やしたり、タスクが使う利用量を変えたりするものではない」とある。
上限の仕組みも、今週以前にOpenAIが説明していたとおりだ。プランによって、Codexの利用には5時間枠と週間枠がかかり、続けて使うにはどちらにも残りが必要になる。5時間枠は時計で区切られておらず、前の枠が終わったあとWorkかCodexで最初のメッセージを送った時点から新しい枠が始まる。Proは今のところ5時間の上限がないが、含まれる利用枠はある。週間の数字はどのプランについても公表されていない。OpenAIは、利用枠は決まったメッセージ数ではなく、モデル、コンテキスト、推論、ツールの使用、検索、キャッシュによってタスクのコストが変わると説明している。PlusとBusiness Standardの目安は、5時間あたりのローカルメッセージがGPT-6 Astraで5〜45、GPT-6 Lunaで350〜3,000のままだ。
これらの数字は、10月9日にOpenAIのCodex料金ページを確認したときと同じで、それ以降のCodexのチェンジログにも利用上限の変更は載っていない。Tiboによるリセットの全履歴は、当サイトのCodex Reset Trackerページにまとめている。
