目次

Cursorは Agent SDK を一般提供(generally available)として公開した。要点はagent-as-codeだ。ボットをプロジェクトフォルダに置き、evalで試し、Cursorまたは自前のインフラへデプロイする。

何が出たか

changelogは Agent SDK が「is available today」「generally available today」と書いている。agentはプロジェクトそのものだ。instructions.md がプロンプト。tools/ の各ファイルはモデルが呼べる型付きアクション。skills/ は必要時に読み込む手順、mcp-connections/ はMCPサーバのツール、channels/ はメッセージの受け渡し先を定義する。agent-sdk validate で検査し、agent-sdk info で発見内容を表示する。

プロジェクトディレクトリで agent-sdk deploy を実行する。Cursorによれば、ビルドしてURLを付与し、同社インフラ上で起動できる。自前インフラへのデプロイも想定されている。シークレットと連携はダッシュボードで管理し、ログ・eval・playgroundはローカルと同じ流れで使える。

インストールとパッケージ名の食い違い

ドキュメントとnpmでは、まず @grok/agent-sdk をグローバルインストールし、スキャフォールドしてローカルで起動する。

bash
npm install --global @grok/agent-sdk
agent-sdk init ./my-bot
cd my-bot
agent-sdk dev

北京時間2026年10月27日時点では、npmの @grok/agent-sdk は 0.3.0。旧名の @cursor/bdk も同じく0.3.0だ。changelogの起手は npx @cursor/agent-sdk init ./my-bot だが、このパッケージ名はnpmで 404 になる。コマンド例はドキュメント/npmの @grok/agent-sdk を使う。

init に --template を付けると、security reviewer、owners-policy approver、PR autofixer、または Linear/Jira triager から始められる。

チャンネル、Eval、Replay

agentは GitHub/GitLab/Bitbucket のPR・コメント・CI、Slack のメンションとDM、任意プロバイダの webhook、cron スケジュールで起動する。Cursorによれば、GitHubイベントはCursorアカウント経由で取れるため、その経路では公開webhook URLは不要だ。会話ごとにセッションが保たれ、PRやSlackスレッドの続きは同じセッションに戻る。

agent-sdk eval は固定メッセージを送り、どのツールが何の入力で動いたか、返答の形はどうかをアサートする(ローカルまたはCI)。agent-sdk github replay は実在のPRを署名付きwebhookペイロードに変え、pushを待たずにGitHub駆動ボットを試せる。--dry-run --fixtures-dir でペイロードをeval用フィクスチャとして保存できる。

deploy/eval/replayの通し動作は当サイトではまだ試していない。参考まで。Cursorのドキュメントには Agent SDK と Cursor Automations、Grok Bot を並べた表もある(バージョン管理されたMarkdown/TypeScriptプロジェクト vs ダッシュボードのプロンプト/トリガー vs アプリ内設定)。これはCursor側の整理であり、当サイトの順位付けではない。

関連記事:Cursor の利用上限は The X Subscription と旧プランでどう違うか(2026年10月)、Claude Code と Cursor、料金と利用上限はどう違うのか(2026年10月)、いま最強のコーディングエージェントは?Artificial Analysis のランキングで比較(2026年10月)。