AIでコードを書きたいけれど出費は抑えたい、という人なら、月8ドルのChatGPT GoですでにCodexが使えます。中国勢はさらに安く、StepFunのStep Planは6.99ドルからです。多くの人が落ち着くのは20ドル前後で、ChatGPT Plus、Claude Pro、Cursor Pro、Google AI Proの値段はほぼ横並び。違いは、どの会社のモデルが使えるかと、利用枠の数え方にあります。毎日がっつり使うなら、いまは100ドルからが目安です。最近の変更点もいくつかあるので、記事の最後にまとめました。

価格は月額・米ドル・税抜で書いています。例外があるときはその場で触れます。どれも2026年10月8日に各社の公式料金ページと照らし合わせたもので、出典は末尾に載せています。

一覧比較

OpenAI Codex(ChatGPTのプランに付属)

  • Free — 0ドル。デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを標準速度で使えます(順次提供中)。
  • Go — 月8ドル。OpenAIの記載では、Codexの中身はFreeと同じで、デスクトップアプリで標準速度のGPT-6 Lunaです(順次提供中)。
  • Plus — 月20ドル。Web、CLI、IDE、iOSでCodexが使え、モデルはGPT-6.1 SolとGPT-6 Luna。OpenAIの目安では、5時間あたりのローカルメッセージはGPT-6.1 Solで15〜160件、GPT-6 Astraなら5〜45件です。週単位の上限がかかることもあります。
  • Pro — 月100ドル、200ドル、500ドルの3段階。OpenAIによると、Proには現在5時間制限がありません。Astra Ultrafastが使えるのは500ドルプランだけです。
  • Business — 月払いなら1ユーザーあたり月25ドル。2ユーザー以上の年払いはもっと安くなりますが、Codexの料金ページに金額は出ていません。

Anthropic Claude Code(Claudeのプランに付属)

  • Pro — 月20ドル。年払い(前払い200ドル)なら月17ドル相当です。5時間セッションあたりの利用量はFreeの5倍以上で、別に週単位の上限があります。
  • Max 5x — 月100ドルから。5時間セッションあたりProの5倍使えます。
  • Max 20x — Proの20倍の利用量。Anthropicは料金を公表しておらず、料金ページには「From $100」としか書かれていません。
  • Team — Standardシートは月25ドル(年払いなら20ドル)。Premiumシートは月125ドル(年払いなら100ドル)で、利用量はStandardの5倍です。

Google(Antigravity、Jules)

  • 個人アカウントではGemini CLIが使えなくなりました — 2026年6月18日以降、Gemini CLIはGoogle AI Pro、AI Ultra、無料の個人アカウントへの提供を終え、GoogleはAntigravity CLIへの移行を案内しています。引き続きGemini CLIを使えるのは、Gemini Code Assistのエンタープライズライセンスを持つユーザーと、APIキーでログインするユーザーだけです。Antigravity自体には無料プランがあり、毎週基本の利用枠がもらえますが、その量は公表されていません。
  • Google AI Plus — 月4.99ドル(米国)。Googleのプラン紹介ページでは、AntigravityはPlusの特典に入っていません。AntigravityではProでもUltraでもないアカウントは週ごとに回復する枠だけで、Plusもここに含まれます。
  • Google AI Pro — 月19.99ドル(米国)、年払いなら199.99ドル。Antigravity(CLIを含む)の枠は5時間ごとに回復し、週の上限に達するまで使えます。使い切ってもAIクレジットを買えば続けられます。JulesとAI Studioの上限も上がります。
  • Google AI Ultra — 月99.99ドル(Proの5倍の利用量)または月199.99ドル(20倍)で、月払いのみ。Antigravityでは最も大きな枠が同じく5時間ごとに回復し、週の上限もいちばん高く、サードパーティのモデルも使えます。具体的な数字はGoogleから出ていません。

Cursor

  • Hobby — 無料。Agentリクエストの回数は限られます。
  • Proは月20ドル、Pro Plusは60ドル、Ultraは200ドル。どれも利用枠が2つあり、1つはCursor独自モデル(Grok 4.5〜4.7、Composer 2.5)用、もう1つはAPI料金で差し引かれるサードパーティモデル用です。含まれる分を使い切ると、超過分は従量課金になります。
  • Teams — Standardシートは1ユーザーあたり月40ドル、Premiumは120ドル(Agentの上限はStandardの5倍)。
  • Cursor自身の目安では、毎日Agentを使う人の総額は月60〜100ドルほど。パワーユーザーは200ドルを超えることも多いそうです。

GitHub Copilot

  • Free — 補完は月2,000回まで。チャットとエージェントは少しだけ使えます。
  • Pro — 月10ドルで1,500 AIクレジット(ベース1,000+フレックス500)。1クレジットは0.01ドルです。
  • Pro+ — 月39ドルで7,000クレジット。
  • Max — 月100ドルで20,000クレジット。
  • Businessは1シート19ドル(1,900クレジット)、Enterpriseは1シート39ドル(3,900クレジット)。
  • 有料プランでは、コード補完と次の編集候補(next edit suggestions)にクレジットはかかりません。フレックス分について、GitHubは今後変わる可能性があるとしています。

中国系コーディングプラン(国際版)

  • Alibaba Cloud Qwen Coding Plan Pro — 月50ドル。上限は5時間あたり6,000リクエスト、週45,000、月90,000。Qwen、GLM、Kimi、MiniMaxのモデルが使えます。販売枠は限られています。
  • Z.ai GLM Coding Plan — 月18ドルから。Liteは5時間あたり2,000クレジット、週10,000。Pro(12,000/60,000)とMax(28,000/140,000)は、利用枠こそドキュメントに明記されているものの、料金は載っていません。
  • MiniMax M Plan — Goが22ドル、Exploreが55ドル(Goの3倍の利用量)、Buildが132ドル(7.5倍)。
  • BytePlus ModelArk Coding Plan — Liteが月10ドル、Proが月50ドル。
  • StepFun Step Plan — 6.99ドル、9.99ドル、29ドル、99ドルの4段階。
  • Kimiメンバーシップ(Kimi Code付き) — 月49元、99元、199元、699元で、価格は人民元建てのみです。
  • Tencent Hy Token Plan — 月28元、78元、238元、468元。中国本土向けです。

エントリー帯(25ドル未満)

まずは無料で試すこともできます。ChatGPT FreeのCodex、Copilot Free、Cursor Hobbyがそうです。GoogleのAntigravityにも無料プランがありますが、枠は週単位でしか回復しません。

有料で最も安いのは、Step Plan Flash Mini(6.99ドル)、ChatGPT Go(8ドル)、Copilot Pro(10ドル)、BytePlus Coding Plan Lite(10ドル)です。ただし、GoとFreeで使えるのはデスクトップアプリのGPT-6 Lunaだけ。CLIやIDE、クラウドでGPT-6.1 Solを使いたいならPlusが必要です。

個人開発者の多くは20ドル前後、つまりChatGPT Plus、Claude Pro、Cursor Pro、Google AI Proのどれかから始めます。少し安いGLM Lite(18ドル)や、少し高いMiniMax Go(22ドル)もこの仲間です。利用量の数え方は会社ごとに違います。

  • ClaudeとCodexは、ローリング方式の5時間枠の上に、さらに週の上限がかかります。
  • GoogleのAntigravityも考え方は近く、ProとUltraは5時間ごとに枠が回復して週の上限がかかり、それ以外のアカウントは週単位で回復します。
  • CursorとCopilotは、プランに何ドル分・何クレジット分の利用が含まれるかをそのまま示しています。

ヘビーユース帯(100ドル以上)

もっと使いたい場合、次の一歩は100ドルが定番です。ChatGPT Pro 100ドル、Claude Max 5x、Copilot Max(20,000クレジット、額面で200ドル分)、そして99.99ドルのGoogle AI Ultra 5xがここに並びます。

その上には、Cursor UltraとChatGPT Pro 200ドル、199.99ドルのGoogle AI Ultra 20x、料金非公表のClaude Max 20xがあります。いちばん上はChatGPT Pro 500ドルで、GPT-6 Astra Ultrafastが使える個人向けプランはこれだけです。

中国系でこの価格帯に入るのは、MiniMax Build(132ドル)とStep Plan Flash Max(99ドル)の2つです。

中国系コーディングプラン:どこで買えて、どう数えるか

これらのプランが売っているのは利用枠で、ツールは自由に選べます。契約するとプラン専用のAPIキーとベースURLがもらえるので、Claude Code、Cursor、Codex、OpenCode、Clineなどに設定して使います。

  • Qwen(Alibaba Cloud Model Studio国際版) — いま買えるのはProだけで、50ドル。コーディングツールでの対話的な利用が前提で、スクリプトやバックエンドからキーを使うのは規約違反です。販売枠は毎日UTC+8の0時に補充されます。
  • GLM(Z.ai) — 米ドル建てで18ドルから。ピーク時間(月〜金のUTC+8 14:00〜18:00)以外は、クレジットの減りが半分になります。9月25日から10月7日までは、終日オフピーク料金になるキャンペーンもありました。
  • MiniMax(国際版) — M PlanはどのプランでもテキストモデルM3.1 Flash Previewが使えますが、動画モデルH3はExploreとBuildだけ。利用枠は5時間枠と週単位の枠でリセットされます。
  • ByteDance — 国際版のBytePlusは10ドルと50ドルの2プラン、中国本土向けのVolcengine Ark版は40元と200元です。BytePlusによれば、Liteの利用枠はClaude Proの約3倍、ProはさらにLiteの5倍あります。
  • StepFun — 国際版のStep Planは米ドル建てで、毎月クレジットが付与されます(4億〜400億、およそ700万クレジット≈1ドル)。中国本土版は49〜699元です。
  • KimiとTencent Hy — どちらも米ドル価格は公表していません。Kimi Codeはメンバーシップのほかの機能とクレジットを共有し、それとは別にKimi Code専用の利用上限もあります。

最近の変更点

  • Qwen Coding Plan Liteが終了 — 2026年3月20日に新規受付を、4月13日に更新とアップグレードを終了しました。残っているのは50ドルのProだけです。
  • MiniMaxはM Planに切り替え — 新規購入者はToken PlanではなくM Planを買う形になりました。月払いの初月は10月14日まで半額です。
  • ChatGPT Proが3段階に — 100ドル、200ドル、500ドル。
  • GPT-5.5は2026年10月14日に提供終了 — この日以降、どのプランでもChatGPT、ChatGPT Work、Codexでは使えなくなります。APIのほうは影響なし、とOpenAIは説明しています。乗り換え先としては、OpenAIのCodexモデルページが本格的なコーディング向けに推奨しているGPT-6.1 Solがおすすめです。FreeとGoでは提供開始時点で使えないため、デスクトップアプリのGPT-6 Lunaが案内されています。
  • Gemini CLIが個人アカウント向けの提供を終了 — 2026年6月18日から、Google AI Pro、AI Ultra、無料の個人アカウントではGemini CLIが使えなくなりました。GoogleはAntigravity CLIへの移行を案内しており、移行時にはこれまでのスキル、MCPサーバー、エージェント設定を引き継げます。Gemini Code Assistのエンタープライズライセンスと、APIキーでのログインは影響を受けません。

このデータについて

この記事を書く前に、各社の公式料金ページを一通り見て回りました。日付は10月8日です。なかには提供元自身が価格をはっきり書いていないものもあります。たとえばClaude Maxは「100ドルから」としか書かれておらず、20xの価格は個別に出ていません。また、GLMのProとMaxは利用枠だけで料金が出ていません。そういう箇所は推測で埋めず、空けたままにしました。利用枠の数字も多くは各社の見積もりで、実際どれだけ使えるかは、どのモデルで何をするかに大きく左右されます。このあたりのプランはほぼ毎月のように価格が動くので、毎月1日に改めて確認します。